小倉巡り&猫の島へ遊びに行ってきました【レポ】
こんばんは、しろのせです。
今日はいつもと違って体験記といいますか、レポートを書きたいと思います。
今回の目的
最初はツイッターで話題になっていた小倉駅1Fにあるわらび餅スイーツを飲みにいくという目的があったのですが、2000円と2時間かけて行くにしては目的がさみしいなーと思い小倉駅周辺に何か観光でも出来る場所がないものかと調べていたところ
藍島という猫の島へ向かうフェリーが小倉駅近くから出ている事が判明し、せっかくだという事で急遽ネコの島へも行ってみることにしました。
久しぶりの一人旅です。
博多駅から小倉駅への旅
博多駅からは新幹線や高速バスもあるのですが、貧乏の為経費削減のため、ネット割引を利用して特急ソニックで小倉駅へと向かいます。
特急の利用は何度かあるのですが、ソニックに乗るのは初で混雑状況に不安があったものの平日のお昼過ぎの為か自由席でも問題なく座ることが出来ました。
博多駅のパン屋さんで購入した昼食
特急は博多駅を出発後、折尾→黒崎→小倉の順で停車します。おおよそ40分前後の旅です。
乗り物酔いが酷いというへっぽこさをいかんなく発揮しながら小倉を目指します。
(そのため車内の写真が撮れていません。そしてこの乗り物酔いという弱点のせいでこの後さらに大変なことに...)
小倉駅からフェリー乗り場への道のり
小倉駅に到着です。
ソニックとはここでお別れ。お世話になりました。
小倉駅は8年くらい前に来たことがあるのですが、こんなに広かったかなーという感じ。
駅構内は工事があってました。
わらび餅スイーツと猫の島、どちらに先に向かうか悩みましたが
藍島に向かうフェリーが一日3本しか出ていない事を事前に調べていたのでお店に行列が出来てるかもしれないという事を想定して先に藍島へ向かうことにしました。
戻ってきてからでもわらび餅スイーツは営業時間内に十分間に合いそうだったしね。
小倉駅北口から外に出ると、そこから歩いて約5分程度でフェリー乗り場に到着。
正式な名称は市営渡船(馬島・藍島行)のりば だそうです
今回の目的地は藍島(あいのしま)なのですが、この馬島(うましま)にも猫がいるそうなので、今度また来た際には寄ってみたいですね。
写真の通り、この日はあいにくの空もようです。
海、荒れてないといいなぁ,,,(不安)
ニワトリがコケコッコーと元気になく側の建物がフェリーの搭乗券を販売している建物になります。
写真撮るのわすれた...
搭乗券は出航の20分前から販売開始しており、時間になるまで建物内の待合所でぽけーっとして待ちます。
通常時は【こくら丸号】と呼ばれる大型船が出ているそうなのですが、わたしが向かった時期はこのこくら丸号はドック入りしているらしく、代わりにしいがる号と呼ばれる小~中型船が各島を行き来しているそうです。
今回乗り込む船、しいがる号
この時点で待合室にはおじいちゃん1人とわたしだけ。
こんな少ないの...と二人きりが苦手なわたしは動揺を隠しながら心の中で
窓口早く開いてくれーーーっ!!と悟空に助けを求めるクリリンさながらに叫びながら係員さんが来るのを待ちます。
(この後、すぐに別の女性ふたり組が建物に入ってきました)
フェリー乗り場(小倉)からは馬島経由で藍島に向かう訳ですが、
切符代は往復で1200円でした(片道:600円)
他の方のレポとか見てると往復で800円くらいだと聞いていたので、少しビックリ。値上がりしたのかな?
ちなみに、
係員さん『どこまで行かれるんですか?』
しろのせ『あっ、藍島までオネガイシマス』
係員さん『藍島は今からだと30分くらいしか滞在できませんけど、大丈夫ですか?』
しろのせ『(み、みじけぇ...)だ、大丈夫っす』
というやり取りが発生しました。
この時点で船着き場周辺しか見て回れないなぁ...と少し後悔しつつ、その辺りに猫がいることを祈ります。
フェリー乗り場に向かう途中。
若干見切れてますが、14:30発~15:05着のフェリーに乗り込みます。
小倉へ戻ってくるのが15:30発なのでほんとに30分あるかないかですね。
写真の通り基本的には小倉~藍島間のフェリーは1日3本、往復で6本しか出てないので、乗り遅れに注意しましょう。
繁忙期でも本数は変わらなかったと思います、気になる方は下に時刻表のリンクを貼ってるので見てみてくださいね。
地獄の船旅
乗船開始は14:15からだったのですが、猫に会いたい一心でそそくさと船に乗り込みます。
今回乗ったしいがる号は1階もあるようだったのですが、2階の後部座席に座るしろのせ。
座った途端まだ出航もしてないのにゆらゆら揺れる船内に嫌な予感が走ります。
間違いなく酔うな、これ。
持ってきていた酔い止め+ミンティアを投与。これで耐えれたらいいが...。
周りを見渡すと2階には家族連れのご年配の方々が乗っていました。話を聞くと住まれている島民の方のようでした。
そうこうしているうちに出航の時間です。さようなら小倉。
......え、船内や海の写真?
そんなものはない。
言い訳をすると、馬島・藍島周辺は本当に揺れが酷くて1mくらい浮いてるんじゃないかというくらい上下動が凄くてもう…それはそれは写真を撮る余裕もないくらいで…心の中でキンキキッ〇の『波はージェットコースター』の曲が流れ続けるくらいにはしんどかったです。
ジェットコースターがダメなわたしにとっては苦行そのものでした...でもこれも猫に会うため...!
死んだ顔をしたしろのせを乗せて、船はようやく目的地の藍島へ。
猫と島民が暮らす島『藍島』
死にかけながら到着した藍島は小倉の市営渡船のりばからおよそ30分のところにある島です。
島の風景これしか撮れなかった
調べてみたところ、離島のため島内には自動車が持ち込めないそうで、島民の方は専らバイクやスクーターを利用されているそうです。
また、コンビニもなくあるのは小さな売店(休日は閉まってるとか)や自販機くらいらしく、それゆえにとてものんびりとした島だと感じました20分しか滞在してないけど
ふらふらしながらフェリーから降り、島の空気を吸いつつ船乗り場近くを散策していると、
さっそく発見!第一島猫です!!(言ってみたかった)
この子はこちらを一瞥すると『まあ、ゆっくりしてけや』と言わんばかりのクールな反応。
撫でようかと思いましたが、猫は基本自由気ままな生物。
この子はそっとしておこうと思い、そっと立ち去りました(この子はフェリー乗り場を降りてすぐの待合所の隅っこにいました)
待合所の横を通り過ぎて、まっすぐ進むと民家が立ち並んでいる場所に出ました。
どっちいこうかなーと時計とにらめっこしつつ周りを見ると、
自ら寄ってきてくれたハチワレちゃんが!!(動揺していろいろ写りこんでる)
この子は最初車の下にいて涼んでいたようですが、人の気配を察知してか寄ってきてくれたようです。かわいい。
後頭部。
なでなでしてて気づいたのですが、毛づやが良い…耳も桜カットされており、島の人や訪れる人達に大切にされている様子が伺えます。
そしてなにより
メッチャ人懐っこいんですけど。
ネコはクールという概念が打ち砕かれました。
撫でろと言わんばかりの腹みせポーズ。
もちろんモフモフしました。
名残惜しく思いつつ、この時点で残り15分を切っていた為、ハチワレちゃんに別れを告げ次の猫探しに。
そこから民家の方へ少し歩くと
おでこの模様がかわいい子がお出迎えしてくれました。
信じられるかこれ…歩いて5分くらいでこんなに猫がいるんだぜ…
この子も人懐っこい
もふもふ…モフモフ…(語彙力の消失)
撫でまわしながらふと顔を上げると
もう一匹いた!!
模様がちょっと似てるけど、兄弟かな?
この子も撫でさせてくれました。
この辺りで、時間も残りわずか。船着き場からそんなに離れていないとはいえ、乗り遅れると無事死亡なので2匹に別れを告げ急いでフェリー乗り場に戻ります。
が、ここでトラブル発生。
メッチャついてくるんですが。
動揺しつつ『ご、ごめんね。エサは持ってきてないんだ!また来るから!!』と通じるかも分からないまま話しかけてると、
さらにこの子の後ろから撫でた2匹がついてきてることが判明。
(どうして写真を撮らなかった私)
嬉しい悲鳴を上げながら『もういいよ!お見送りしてくれてありがとう!!ごめんね!また会おうね!!』などといいつつ最後に何度か撫でると満足してくれたのか(エサはくれないと分かったのか)元いた場所へ連れだって戻っていきました。
小倉から博多への帰路(わらび餅を求めて)
そんなこんなで初めての猫島に感動と動揺をしつつ、またフェリーに揺られて小倉へ戻ってきました。
帰りのフェリー内は波が落ち着いていたのか、座った場所が良かったのかほとんど揺れることなく無事に帰還しました。
それでも立ち上がるとどうなるか自信がなかったので大人しくぼーっとしてました。
20分弱の滞在でしたがとても幸せな気持ちになりました。猫はいいものだ。
小倉に帰ってくると、時刻は16:00ちょっと。
船旅にエネルギーを持っていかれたのかお腹が空いたので、
小倉駅構内にあるお食事処でづけ丼を頼みました。
わさびがピリリと効いていてとても美味しかったです。ちなみにお魚の種類は季節によって変わるそう。シメにだし茶漬けにしても美味しそうでした。
お腹も満たしたところで、当初の目的だった【わらび餅スイーツ】を求めて
小倉駅内を彷徨います。
が、見当たらない。小倉駅1Fってそもそもどこの1Fなの?
うろうろしていると、どうもアミュプラザ西館の1Fにあることが判明しました。駅の中ではなかったのね。
ありました!その名も、菓匠きくたろう!
到着して早々、女子高生たちが商品を手に持ってこのきくたろうの文字の前で撮影してるのが見えました。
若いなぁ。
平日な事もあってか行列は出来てないようでした、休日だともっと混んでるんだろう。
たくさんのメニューがあります。
もちろん、わらび餅にするのは決めてたのですがこんなにあるとは…メニューの前で5分ほど悩んだ後、選ばれたのは
綾鷹 ピーチみるくわらびにしました!
店員のお姉さんが『よく混ぜてお飲みくださいねー』と仰ってたので
まぜまぜして飲むと....
うまい!!
ピーチ味とミルク味が混ざり合って程よい甘さです!
そして何より小さく切られたわらび餅がいいアクセントになります、タピオカと比べるともちもち感は控えめですが、わらび餅が好きな人にはぜひ一度飲んでほしいです!
購入しに来た甲斐がありました。
総評
今回は小倉&藍島巡りのレポートでした。
この後、酔い止めが効きすぎたのか帰りの電車で博多まで眠りこけてたというオチつき。
感想としては、今度はゆっくり藍島&馬島を探索したい!ということと、きくたろうのメニューはまだ気になるのがたくさんあったので(あとお団子買いたかった…!)また遊びに行きたいですね!
長くなりましたが、見ていただきありがとうございました!